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DomusKom Gecko Den

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ソメワケササクレヤモリ



ソメワケササクレヤモリの巻。

ソメワケササクレヤモリ(Paroedura picta)は、マダガスカル原産の地表性ヤモリ。
初心者にも飼いやすいと言われることがある。
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情報
学名:Paroedura picta
英名:Ocelot Gecko、Panther Gecko, Big Headed gecko, etc. 多数あり。
分布:マダガスカル南西部の乾燥地帯に生息
体長:成体で13〜16cm, 頭でっかち。
寿命:飼育下で5〜10年程度と言われる。

特徴
体色:褐色や灰色を基調に、明色のバンド模様や縦縞が入る個体も。
いわゆるアルビノ・ストライプ・トランスルーセント・a-xanthic,白化の方, などのモルフ(突然変異由来の品種)も存在.

体型:頭が大きく、尾が太くて栄養を蓄える役割を持つ
行動:夜行性で、野生では昼間は岩陰や倒木の下に隠れる。
地表をすばしっこく動き回る。

食性・生態
食性:動物食性が強く、昆虫や節足動物、など。
繁殖:卵生で、1回の交尾で2個ずつの卵を複数回産む。
餌が豊富だと、2-3週間おき産卵とも言われる。だから、メスへの卵殻カルシウム補給は必須だ。
産み落とされて空気に反応すると、硬い殻になる卵。(-->メスのカルシウム摂取不十分だとふにゃふにゃのままのことがある。)
孵化には28C程度の加温で約60日かかる。

飼育環境

ケージサイズ:45×30×30cm程度が目安
温度:26〜30℃、夜間は22〜24℃
理研神戸研究所の実験用ソメワケササクレヤモリは、論文には終日26C一定でエアコン管理と書かれている。
湿度:40〜60%程度
床材:ヤシガラ土・赤玉土とか。
隠れ家&水容器を設置。
餌:主にコオロギやミルワームなどの昆虫。
性質:shyでハンドリングには不向きな個体も多い.
慣れると落ち着く個体もいるが。

推すポイント,Pros

比較的安価で入手しやすく、丈夫で飼いやすい。
モルフ,morph のバリエーションが豊富でコレクション性が高い。
地表性で観察しやすい。(チビは、結構壁を登るけれど。)

Cons;
卵を産みすぎる場合があり、その場合雌雄分離飼育が必要。
孵化直後の幼体は、とても神経質。ケージを落とし、ショックで即死の経験あり。
初期幼体は、餌として小さいものしか食べられない、pinHeadコオロギ、tinyミールワーム、などだ。また、高温(28Cとか)・ 高湿度 (80%とか)で育てないと餌付かない。
孵化までは簡単だが、成体までに育てるのはけっこう大変だ。
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