オガサワラヤモリ
オガサワラヤモリ
オガサワラヤモリ;;
これは、cbの成体だ。
日本人ヤモリ愛好家はなぜか好む。
以下に蘊蓄をと。
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オガサワラヤモリ(Lepidodactylus
lugubris)は、メスだけで繁殖する珍しいヤモリと言われている。分布地では、メスしか生息しないらしい。
太平洋・インド洋の島嶼部に広く分布。
日本では大東諸島が自然分布地とされている。
その他の小笠原などは移入と考えられている。だから、「オガサワラヤモリ」と言う和名はいい加減だ。
情報
分類:爬虫綱 有鱗目 ヤモリ科 オガサワラヤモリ属
学名:Lepidodactylus lugubris
英名:mourning gecko(モーニングゲッコー)、なぜか「哀悼の意」とかの意味。
体長:頭胴長,SVL30–44mm、全長70–110mm程度だ。
生息地(地理的分布)
自然分布:大東諸島(日本)、太平洋・インド洋の熱帯・亜熱帯の島嶼
移入分布:(日本では・_)小笠原諸島、沖縄諸島、宮古諸島、八重山諸島など
生息場所:民家の壁、街路樹、森林、防風林など多様な環境に存在。
繁殖と遺伝的特徴
繁殖様式:単為生殖(雌のみで繁殖、交尾不要と言われる。)
染色体型:二倍体(2n=44)と三倍体(3n=66)が存在するとの論文がある。
クローン性:単為生殖なので遺伝的に同一な個体群が複数存在する。日本ではクローンA・B・Cなどに分類されている。
生態
活動時間:夜行性
食性:肉食性(野生では、アリ、シロアリ、小型昆虫など)
繁殖期:一年中。1回に2個の卵を産む
環境省レッドリスト:大東諸島の個体群は「絶滅のおそれのある地域個体群」に指定
沖縄県レッドリスト:同様に絶滅危惧種として扱われる
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