ボウシトカゲモドキ
ボウシトカゲモドキは、中央アメリカに棲息するヤモリの一種.
夜行性・地上棲の肉食性爬虫類。
和名は「帽子をかぶったような模様」から付けられた。
基本情報;
学名:Coleonyx mitratus
英名:Central American Banded Gecko
全長:幼体,5cm程度。成熟成体,12cm程度。
体色:黒褐色〜灰褐色で、斑紋がある。
幼体の頃は縞がはっきり。成熟とともに縞が乱れてドット状になる。
アルビノが見つかったとのX上での報告がある。
活動時間:夜行性。昼間は岩陰などに潜む
生息地:
C. mitratus:エルサルバドル、ホンジュラス、ニカラグアなど中米。
生態;
食性:肉食性。昆虫、節足動物、などを捕食
繁殖:卵生。皮のような質感の卵。
TSD(=Temperature-Sex-Determination) はないようだ。
性質:けっこうshyだ。
飼育しやすいとされるが、ペア飼育し餌が十分だと産卵しすぎる。
飼育環境:乾燥した環境が必要。水場も必要。毎夕の霧吹きもよい。
餌:コオロギやミールワームなどの生餌。
その他;
壁に登れない、指先が吸盤状でないため、
ヤモリのように壁に張り付くことはできない。だが、孵化して数ヶ月の幼体はけっこう壁を登るのだ。
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